インタビュー

インタビュー

Q:顧問税理士を一度決めてしまうと変更するのに勇気がいるため、変更するのがなかなか難しいというのが実情のようです。先生はホームページにもざっくばらんに記載されているように慎重に選定することをおススメしていますが、依頼者と税理士との関係はどのようなものがお互いにとってハッピーだとお考えですか。

A:私自身が考える依頼者と税理士との最もハッピーな関係とは、依頼者と税理士が、お互い「対等な関係」であることだと思います。
例えば、「士業」にありがちな先生然とした態度を取り、依頼事項に対して、あたまから「それは出来ません」、「それは無理です」といった対応をとる税理士が稀にいらっしゃいますが、そのような対応をするということは、相手の立場や心情を慮った「対等な関係」を構築する努力をしていませんし、またそのような関係を構築する意志がないとも考えます。
また反対に、依頼者が、仕事を依頼しているのだからといって、無理難題や必要以上の要求をする方が稀にいらっしゃいますが、そのような対応についても、相手を尊重した「対等な関係」を構築する意志がないと考えます。
もちろん、ビジネス上で、依頼をする側と依頼を受ける側なので、どのような面においても完全に「対等な関係」ということにはなりませんが、税理士の仕事というのは、「人」と「人」とがコミュニケーションを取りながら進めていく業務ですので、やはり、「相手の立場に立った言動」「相手を尊重した言動」をお互い感じることが出来る「対等な関係」を構築することが出来れば、お互いハッピーな気持ちで仕事をすることができると、私自身は考えます。

Q:相続・不動産税務の分野に強みがあるとのことですが、この分野を念頭に御事務所を選択した場合にどのようなメリットがあるとお考えですか。

A:相続・不動産税務分野の豊富な経験、それに基づく的確なアドバイスや提案、わかりやすい説明など、色々考えられますが、一番のメリットは、お客様の「なりたい姿」や「ありたい将来」をお客様と共有し、その「なりたい姿」や「ありたい将来」の実現を念頭に置いた税務的なサポートを受けることが出来ることだと考えております。
少し難しい言い回しになるかもしれませんが、物事を推進していく為には、「目的論」と「方法論」を明確に区別して進めていく必要があります。お客様にとっては、税理士から税務的なサービスを受けること自体が目的ではなく、そのサービスがお客様にとってどのような影響を与えるか、どのような結果をもたらすかということが、お客様にとって最も興味があり、そして最も価値があることだと私自身は考えております。
よって、イナリ税理士事務所では、お客様の「なりたい姿・ありたい将来」を共有し、それを実現するための税務的なサービスを提供させて頂くというスタンスで仕事を進めさせて頂いております。

Q:出張相談についても積極的に対応されているようですが、それはどのような理由から対応されているのでしょうか。

A:それは、我々士業は、「先生稼業」ではなく、「サービス業」であり、基本的には、「対等な関係」の範囲内でお客様の要望には極力応えるべきであると私自身考えているからです。
会社の社長であれば、日々の営業活動や会社の業務に忙殺され、なかなか税理士事務所まで足を運ぶ時間をとることが出来ない、個人のお客様におかれましては、税理士事務所より自分の自宅の方がリラックスした気持ちで相談できる、高齢のお客様におかれましては、地理感のない場所に行くのはおっくうだ、などのご意見を多数頂きましたので、ご契約後のご面談については、ご要望を頂ければ、出張相談を行わせて頂いております。

Q:最後にこのホームページを見て御事務所にご依頼したいと考えている皆様に一言お願いします。

A:我々士業の仕事は、「人(お客様)」と「人(専門家)」がコミュニケーションをとりながら、お客様の課題や改善点、直面している問題について一緒になって取り組み、より良い状態を作り上げていくことだと、私自身は考えております。
よって、専門家の知識や経験といった要素はもちろん重要ですが、それと同じくらい「人」と「人」との相性、フィーリングや好みも非常に重要な要素だと考えております。そして、その相性やフィーリンググや好みは、実際に会ってみて、話してみて、意見を聞いてみて、初めて感じることが出来るものだと思います。
このホームページをご覧頂き、イナリ税理士事務所に少しでもご興味をお持ち頂けたようであれば、是非お客様のフィーリングを確認するために、一度ご相談頂ければ嬉しい限りです。
長文となりましたが、最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
お客様からのご連絡を心よりお待ちしております。